塾講師が6月のバスの状況を説明してみた(前編)

パターン

ヴィローラってイケてるワームだなぁ~って思っていたら、いつの間にか全色コンプリートしていたnishicon(ニシコン)です。ちょうど去年の今頃の話です。

さて今回ですが、前回の記事で箇条書きのようにまとめた「6月のバス釣り」について、もう少し血の通った感じで説明してみたいと思います。少し長くなるので、2回に分けてお送りいたします。

私の本業は塾講師ですので、授業をするように説明してみたいと思います。

分かりやすいと思われるのか、ウザいだけと思われるのか(笑)、このブログ自体誰にも気づかれないまま終わるのか(笑)、どうなるか分かりませんが、とりあえずやってみます。

よろしければお付き合いください。

目次

はじめに

はい!

じゃあ今日はですねー、6月始まったばかりということで、

“6月のバスの状況について”

授業していきたいと思います。

どうですか皆さん、6月は得意ですか?

ちなみに僕はですね、

苦手でも得意でもありません。

“釣れんことはないけど良くわからん”みたいな(笑)。

“ワームふわふわさせたらそこそこ釣れる”みたいな(笑)。

まあそれなりには楽しめるんですけど、

これではアカンということで…

まあ、もっと上手くなりたいですよね(笑)?

ですから、ちょっと調べて来ました。

上手い人の意見をいっぱい拾ってきたんです。

僕の意見やったら大したことないでしょうけど、

プロのみなさんの意見です!

ちょっと頑張って聞いてみてください。

もしかしたらもっと釣れるようになるかもしれませんから。

頑張っていきましょう!

フィールド状況

はい!

まずはバスの状況の前に、

フィールドの状況について

確認しておきましょう!

まず最初のポイントは、

“基本的に水がクリア”

だということです。

なぜだかわかりますか?

分かっている人は素晴らしいです!

その段階で僕よりすごいですから(笑)。

ちなみにヒントですが…、

水がクリアになる季節が他にもありますよね?

そう、冬です。

冬にクリアになる理由はなんですか?

それと似ています。

どうですか?わかりましたか?

正解は…

“植物プランクトンが少なくなるから”

なんだそうです。

冬の場合は温度の問題でプランクトンが少ないです。

6月のこのタイミングでは、

増えるペースより食べられるペースが速くなるから少ないそうです。

だから水がクリアになると!

このことを覚えておいてください。

次にですが、

6月の天気といえば…何ですか?

簡単ですよね、

梅雨です。

ということはまとまった雨が降りますね。

まとまった雨は2つのことをフィールドにもたらします。

何でしょうか?

当たり前のことすぎて意識してないかもしれません。

“にごりと水位上昇”

がもたらされます。

どちらもバスの行動に大きく影響をあたえます。

さらに、6月といえば、

田んぼの代掻き

があります。

代掻きとは、田んぼに水を張り、土を細かく砕き、かき混ぜて、土の表面を平らにすることです。

この水がフィールドに流れ込んできます。

こちらも2つのことをフィールドにもたらします。

“にごりと農薬”

になります。

こちらも当然、バスの行動に大きく影響を与えます。

農薬の影響は大きいと思います。

よくこの時期にインレット付近でカメが死んでいるのを見ますので…。

除草剤が混じればウィードの発育にも影響がでます。

そして最後に、

バスの行動に絶対的に影響を与えるもの

があります。

これがないと生きていけません。

水!とかやめてくださいねー(笑)。

フィールド自体の存在を問わないでくださーい(笑)。

そうです、エサです。

“バスのエサとなる魚たちの産卵シーズン”

になります。

ブルーギルは最盛期。

また、テナガエビ等、エビ系の長い産卵シーズンの一部に入ります。

カエル系も多いですね。

ちなみにザリガニは違いますのでご注意ください。

いいですか?

まとめますよ?

基本はクリア。

雨と代掻きのタイミングで濁る。

雨で水位があがる。

代掻きでにごりと農薬が入ってくる。

エサの産卵シーズン。

これを押さえておきましょう。

バスの状況

はい!

さっきはフィールド状況を確認しました。

次はその中で、

“バスがどんな状態なのか”

について話していきたいと思います。

6月ってバスにとってどんな時期ですか?

バス釣りをある程度知っている人ならだいたいわかりますよね。

スポーニングです。

つまりは産卵ですね。

その中でも、終わりに近づいているところです。

終わりかけといういうことは、

もっとも多いバスの状態はなんですか?

アフターです。

産卵を終えて、そんなに時間が経っていないバスが一番多いです。

そして夏に近づくにつれてアフター回復という元気になった個体が増えていきます。

じゃあ一番多いアフターというバスの状態について考えてみましょう。

この魚たちはスポーニングを終えたばかりです。

皆さんも想像してください。

ご自身が1年に1回の大イベントをやって、それが終わった後を…。

疲れてぼーっとしている状態になりませんか?

そんなときどうしますか?

食わなやってられっか!

っていうパターンと、

適当にちょっと食べてとりあえず寝るわぁ…

っていうパターンがありますよね?

ガッツリ系のエサが食いたかったり、

食べやすいエサをちょっとつまみたかったり、

そんな気分だと想像することができます。

これを考えて、ルアーを選ぶわけです。

ここがポイントです。

だからこそ、どんな特徴のルアーを選ぶべきですか?

“大きいルアーか、小さめで遅いルアー”

ってことになります。

そしてそんな疲れた状態だったら動けますか?

動けないですよね。

ただでさえバスはそれほど速くないのです。

そんな中、エサとよーいドン!

…したら負けますよね。

じゃあどうしましょう?

あきらめて死にますか…

そんなわけないですよね(笑)!

それでも食べなくちゃいけない。

どうしますか?

群れで追い込む?

正しいですが、スポーニングシーズンのバスは解散状態です(笑)。

この時期はそれを使えません。

単体で追い込もうと思えばどうしますか?

水面を使ったり、

縦ストを使ったり、

ボトムを使ったり、

“自分と何かを使ってエサを獲りやすい状況”

をつくります。

これもルアー選ぶ時のポイントになりますから、注意してください。

また、単純に水位が高いので、

シャローに残りやすいです。

そして、そこにはエサもいます。

ブルーギルやエビなどが産卵していますから。

疲れてはいますけどまあまあラッキーな状態なんです(笑)。

そうすると、

“エサも豊富でエサを追い込みやすい場所がそろうシャローにはまだまだバスは残っている”

ということになります。

その後回復してくると、沖に行く魚や上流に向かう魚など個性がでる期間がしばらくあるという状況です。

いいですかー?

質問ないですかー?

まとめますよー?

アフターのバスが多い。

アフターのバスは疲れている。

ガッツリ食べるか、ちょっとつまんで休むかという気分。

エサの方が速い。

水面、縦スト、ボトムを使って追い込む。

水位が高くエサも多いのでシャローに残る。

こういったことを頭に残しといてください。

まとめ

じゃあ、時間来ましたので今日はここまででーす。

6月のフィールド状況と、バスの状況を説明しました。

覚えてますか?

覚えてない人はまた戻って確認してください。

あとはお風呂入ってるときと寝る前にもう一度思い出してくださいね!

繰り返すほど頭に残りますから。

次回はこの状況でのバスの釣り方について説明します。

それまでにしっかり復習しておきましょう!

お疲れさまでした。

さよならー。

うざくね(笑)?

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