最初に覚えるライン(糸)のノット(結び方)

タックル論

今日こそは短い時間で書き終わるはずだと期待しているnishicon(ニシコン)です。テーマがラインの結び方だけなんで、気づいたら長くなるなんてことはないと思われます…(笑)。

目次

はじめに

自分と魚をつなぐライン、こちらも非常に重要なものです。

どんなラインを選ぶべきかについては、最初の記事をご参照ください。

(…っていうか、最初の記事のラインの部分をなしにして、ここに持ってきたら良かったんじゃね?とかいう正しいことには気づかないでください。)

そしてノット(結び方)ですが、当然とても重要です。結び方が甘ければ、釣れたらすぐにほどけてしまいます。

私も中学生の時、それまで見たこともないような大きいバスが目の前で食ってきたのですが、アワせた瞬間にほどけてしまったという思い出があります。

目の前に飛び出して来たバスの姿…、一瞬だけ乗った重み…、隣にいた友人が「お前今絶対くやしいやろ!?」と嬉々としていじってきた声と表情…、今でも鮮明に覚えています。

釣り人に悲しい思い出として残るだけでなく、魚の体にもフックやルアーが残ってしまいます。

そうならないように、簡単なノットと、それを覚えたら応用してできる強いノットの2つをお伝えさせていただきます。

ユニノット

ノットは大事だというお話をさせていただきましたが、正直めんどくさい…っていうところがあると思います。

わかります…。しかもうまくできなければ、せっかく楽しく釣りをしようというのに1歩目からイライラします。

そんな方におススメなのがユニノットです。早くて簡単で強度十分です。

結び方についてはこちらが分かりやすいのでご参照ください。

正直これでいいじゃないかと思っていますし、私もよほどの気合が入ってないかぎり、これです。間違えました、根がかりが多いとか魚がデカいとか初めからわかっている場合を除き、これです(笑)。

私も4ポンドのフロロマイスターをユニノットで結んで約2kgのバスを釣ったこともありますのでこれで十分だと思います。

川村光大郎プロも最近まではユニノットだったとボトムアップのコラムに書いていました。約30年それでやってこれたということです。

最初はこれをおぼえてもらったら良いと思います。

漁師結び

その川村プロがユニノットをやめた理由は、そのコラムにも書いてある通り他のノットに強度で劣っていることを目の当たりにしたことでした。

バス釣りにユニノットを超える強度が必要なのかは疑問ではありますが、安心が欲しいということでしたら、もう1つノットをおススメします。

そこで紹介されていたパロマーノットではなく(私的には少し面倒で失敗しやすいので…)、漁師結びです。

名前がすでにイケてますよね。早くて強そう…。そうじゃないと漁師さん仕事にならなさそうですもんね(笑)。

で、ユニノットに似た部分が多いので、ユニノットに慣れていた私でもすんなりできました。

結び方はこちらをご参照ください。(STEP1がやりにくければ、いったん1本の状態で糸を通してから折り返して通せばできます。)

ユニノットが当たり前のようにできるようになったら、次はこちらに挑戦してみたら良いのではないでしょうか。

強度は…、そうですね…(汗)、比べたり、数値データは持ってたりしていませんので分かりませんが、根がかりした針が曲がって帰ってくる感じです(笑)。

ユニノットをマスターして、漁師結びに発展させるのが良いと思います。

どちらのノットでも、最後の余り糸を切るときに、ぎりぎりを切りすぎないようにしましょう。力がかかると抜けてしまいます。

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感想(2件)

ラインチェック

あとは忘れてはいけないのがラインチェックです。

ラインは思っているより簡単に傷がつきます。そして魚とのファイト中にそこから切れます。それが大きい魚だったら…ショックですよね。

チェックする基準は、根がかりしたとき、1匹釣れたとき、底を引くルアーを何投もしたとき、枝や石などに擦れたとき、などです。

竿先から手元に持っているルアーまでの間くらいをチェックします。結び目に近ければ近いほど、傷が入りやすいです。

チェックしたときに、分かりやすく傷んでいるのはもちろん、1部分だけ強くクセがついている場合や、白い小さい点を触ってみて少しでも引っ掛かりを感じた場合は、そこまでのラインを切って、もう一度結びなおしましょう。

必ず切ったラインは持ち帰ってください。

草刈り機に絡まって故障の原因になったり、野鳥やペットに絡まってケガをさせたりします。

当然、釣りをしていれば注意していてもごみを0にするのは難しいです。根がかりしたものを潜って取りに行くことなどできませんし、小物を落としてしまうとなかなか見つかりません。

ですが、持ち帰れるものは必ず持ち帰りましょう。切ったラインはほぼ確実に持ち帰れるはずですから。

そんなことが続けば、その場所は釣り禁止、立ち入り禁止になってしまいます。

まとめ

いつもより短い時間でできたと思いつつも、思っていたよりは長くなってびっくりしております(笑)。

まとめると、

簡単なユニノット。

強さを持たせつつ比較的やりやすい漁師結び。

最後の余り糸を切るときは、ぎりぎりを切らない。

ラインチェックはこまめに。

糸ごみに気を付ける。

以上になります。ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございました。次回はタックルばっかり書くの飽きてきたので(笑)、何か好きなことを書きたいと思います。よろしくお願いいたします。

コメント

  1. […] この記事意味なくなったちゃったな…(笑) […]

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