スピニングタックル最初のルアー(ワーム編)

ルアー

次回はベイトリールを紹介すると宣言しておきながら、超重要事項を忘れていたことに気づいたnishicon(ニシコン)です。

そらそうです、スピニングタックルで何投げるねんって話です。本日は予定を変更して、スピニングタックル最初のルアーはどんなものを買うべきかについて、お話していきたいと思います。

目次

はじめに

釣具屋に行けば分かると思いますが、バス釣りのルアーは信じられないほどたくさんあります。その中からどれを選べばいいのか、最初はよくわからないと思いますので、おススメのルアーやカラー、さらには糸の結び方について、お伝えしたいと思います。

これまで3回にわたり、スピニングタックルを紹介してきました。紹介したタックルで投げやすい範囲は、3g~7gです(ロッドに表記してある範囲はもっと広いかもしれませんが)。

この範囲にあてはまるルアーを、ソフトルアーとハードルアーに分けて、紹介していきます。長くなりますので、2回に分けて、今回はソフトルアーをご紹介いたします。

ソフトルアーとは

ソフトルアーとは、字の通り柔らかいルアーで、いわゆるワームと呼ばれるものです。小さくて柔らかい素材のワームは、もっとも魚が釣れる確率が高いルアーになります。どうしてもバスを釣りたいとなれば、持っておくことをおススメします。

ワームと呼ばれますが、ミミズをイメージして動かすルアーとは限りません。大きく分けて2種類に分かれます。魚系エビ・ミミズ系です。この2種類です。

(実は他にもあり…、現在とても流行っています。昆虫系とねずみ系…なんです。気になるかもしれませんがとりあえず今は無視しましょう。)

魚とエビとミミズ…、これでバスのエサになる生き物のほとんどをカバーできるのではないでしょうか。

リグ(仕掛け)について

まず始めは、ジグヘッドという、シンカー(オモリ)とフック(針)が一体化したものを2種類用意しましょう。上記の通り、魚系とエビ・ミミズ系のための2種類です。バス釣りで使うリグ(仕掛け)もたくさんありますが、ジグヘッドが仕掛けをつくるときにもっとも簡単です。1回結べば終わりですから…。また、適度に重みがあり、結ぶという動作がやりやすいです。

2種類のジグヘッドですが、シンカーからフックにつながる部分に滑り止めがついているかいないかです。

(左がついているもの、右がついていないものです。棒(ガード)がついているかいないかはどっちでもいいです。迷ったら…、なしでお願いします。)

重さは1.3~1.4gくらいです。オンス表示なら3/64か1/20です。ちょうど使いやすさと動きのバランスが良い重さです。

フックサイズは2でいいと思います。2/0ではないので注意してください。

ケイテック スーパーラウンドジグヘッド#2 1/20オンス

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ワームの種類について

そして、使うワームについてですが、こちらも2種類用意してください。

魚系は「シャッドテールワーム」、エビ・ミミズ系は「ストレートワーム」と呼ばれる種類です。

(上がシャッドテールワーム、下がストレートワームです。フックのつけ方もこのような形にしてください。上のセッティングだとジグヘッドリグ、下のセッティングだとジグヘッドワッキーリグと呼ばれます。)

サイズについてはシャッドテールは3インチから3.5インチくらい、ストレートワームは4.5インチ~5.8インチくらいを目安にしてください。

ワームのカラーについて

ルアーの種類だけでなく、カラーも大量にあります。定番ワームともなると30色を超えてきます。そんなにたくさんあったら、その中から何色を選んだらいいかわからなくなると思います。

正直、自分が釣れそう!と思った色でいいのですが、さきほどせっかく魚系とエビ・ミミズ系に分けたので、それをもとにお伝えします。

シャッドテールワームは魚をイメージして、ストレートワームはエビやミミズををイメージしてベースの色を決めてください。それをベースに、自分が好きな色が混ざっているとか、単純に綺麗とかで選んでいただいて大丈夫です。

ブラックバスは人間ほど色を見分けられないという研究結果が出ているので、多少の違いは気にせず、ベースカラー+好みで決めましょう。

エビの色ですが…、茹でられる前の色(くすんだ茶~くすんだ緑)もイメージしておいてくださいね(笑)

アクションについて

ジグヘッドリグ

シャッドテールは投げて巻くだけです。ラインをピンと張らずに、ラインがライン自体の重さで下に弧を描いてたるむスピードで巻くのが良いと思います。テールが良い感じに動いてバスを誘ってくれます。

まずは着水したらすぐに巻き始めます。

次は着水したらリールのベールを返さずに、カウントしながらボトム(底)まで沈めます。糸が水中に入りにくくなったら底についていますので、そこから巻き始めます。

その次は先ほどカウントした秒数の1/2、1/3や2/3などのタイミングで巻き始めると、いろいろな深さにルアーを通すことができます。

深さのことを釣りの世界ではレンジといいます。空間的な範囲ではなく、縦のことしか言いませんので、ご注意ください。正しくないと思いますが、それで馴染んでいます。そういうことに文句を言い出したら例えば阪神タイガースはタイガーズになりますよね。

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ジグヘッドワッキーリグ

ストレートワームは着水してから一旦、ボトムまでフォールさせます。リールのベールを返さずに糸がフリーで出ていくようにし、水中にラインが入っていくのを注意深く見守ってください。フォールの最中はゆらゆらとミミズのように見えます。

もしラインが横に走ったりしたら、それは魚です!!焦らずにベールを返して、ラインがたるんでいる分を巻き取ってから、ロッドをラインの方向と逆にあおりましょう。

何事もなく…(笑)、底まで沈んだら、ラインのたるみを巻き取って、2回ほど連続でロッドをあおります。このとき、ワームが高速で折れ曲がってから元に戻ります。これがエビの逃げる動きと似ています。

その後は、また沈ませて…とこの2つの動きを繰り返します。

もしくはロッドをチョンチョンとゆらしながら、ゆーっくり巻いてくるのもありです。特に浅いところでは沈める幅がないので、こちらの方が向いています。

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おススメ商品

上記で説明してきた通りではあるのですが、実際買うときに困ってしまう方はこちらを参考にしてください。だいたいの釣具屋にあるであろう定番商品を紹介します。

ジグヘッド

ケイテック:スーパーラウンドジグヘッド(1/20oz、#2)

ZAPPU:インチワッキー(3/64oz)

シャッドテールワーム

ケイテック:スイングインパクト(3”or 3.5”)

O.S.P:HPシャッドテール(3.1in)

ゲーリーヤマモト:レッグワーム(2.9”)

ストレートワーム

ジャッカル:フリックシェイク(4.8)

O.S.P:ドライブクローラー(4.5in)

ゲーリーヤマモト:カットテール(4”or 5”)

まとめ

今回も長くなってしまったので途中で2回に分けることにして、ハードルアーとラインの結び方は次回にまわすことになりました…(苦笑)。

まとめると、

ワームの最初はジグヘッドが簡単。

魚をイメージしたジグヘッドリグと、エビ・ミミズをイメージしたジグヘッドワッキーリグ

ジグヘッドは1.3~1.4g

ワームは魚っぽい色のシャッドテールワームと、エビ・ミミズっぽい色のストレートワームを選ぶ。

ジグヘッドはただ巻き。カウントして色んな深さを泳がせる。

ジグヘッドワッキーはフォールして底ではね上げるを繰り返す。浅い所ではロッドでチョンチョンしながらゆっくり巻く

以上になります。ここまで、読んでくださった方、ありがとうございました。次回はハードルアーとラインの結び方になります。よろしくお願いいたします。

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