再現性を考える(一度も使わなかったルアー)

タックル論

算数の問題を作ろうとして「島の人口密度…」と打とうとして変換したら見事「シマノ」に変換されましたnishicon(ニシコン)です。

さすがは我がパソコン…(笑)。

さて、本日はプロモーションの「再現性」についてお話したいと思います。

皆さんも雑誌やブログ、YouTube等で製品情報をチェックされると思います。

もちろん私も大好きです(笑)!

それがきっかけで買って、がっかりしたこともたくさんあります。

このがっかりを減らすために!…再現性に注目しながら情報を取り入れるということ意識しています。

(今も気を抜くとすぐに失敗してしまっていますが…)

目次

欲しくてたまらなかったディープクランク

小学6年生のときだったと思います。

雑誌でディープクランクが特集されていた記事を読みました。

「ディープクランクってそんなに釣れるんや!」

影響を受けやすい単純な私は思いました。

そしてその記事を読んだ後に最初に行った釣具屋で、綺麗なディープクランクが目に入りました。

その記事を読んでいる私の目には、ディープクランクが輝いて見えるのです。

当時の有名メーカーが出すルアーの相場は900円~1000円ちょっとくらいだったと思います。

500円を切るルアーもたくさんありました。

私自身も500円前後のルアーが主力でした。

ですがそのクランクは1400円くらいしたと思います。

(あのときの悩みに悩んだ記憶が確かならば、1300円が基本でレーザーカラーのみ1400円だった気が…)

そんな高いルアーを買ったことがありません。

車でたまに連れて行ってもらうくらいなので、ルアーを何個か買ってタックルボックスを充実させたいのですが、それを買ってしまうと1個しか買えません。

ただ、どうやってもそれにしか目がいかないのです。

悩んで悩んで、結局そのクランクベイトを買いました。

そして気がつく

毎日ニコニコしながらタックルボックスに入ったそのクランクベイトを眺めていました。

ですが、このクランクベイトは1度も使われることはありませんでした。

ある日気づいたのです。

まったく使えないことに…。

私が釣りに行けるのは平地の野池しかありません。

そんなの投げたらすぐ引っ掛かります。

そしてそもそもスピニングタックルしか持っていません(いやさすがにそれは気づけ)

どんなにそのルアーが優れていたとしても、私の釣りには使えないのです。

もう一度その雑誌を確認すると、紹介している人は琵琶湖のボーターの方でした。

そういえば、お店で悩んでいるときに20代後半くらいのお兄さんがこちらをチラチラ見ていました。

「このへん(神戸の西側)の小学生があんなルアーどこで使うんや…」とか思われていたんだろうと思います。

なので、一度も使うことなく押し入れに入ったままでした。

いつか琵琶湖でボートに乗ったときに使ってやろうと思って封印した記憶があります。

今ひっぱり出してきて見てみるとディープクランクというよりミドルクランクぐらいですかね…。

おなか側に“T.D SUPER CRANK”と書かれていましたので、調べてみると加藤誠司さんの名作だそうです。

思慮が足りなかったですが眼力はあったのかもしれません…(笑)。

どれだけ良いものでも、使う人がそれを再現できないのであればそもそも買わない、期待しすぎないという選択肢が取れ、当時の私のようながっかりが減るはずです。

タックルボックスの中身が相当ヤバかったですが、今回は触れずに行きます(笑)!

釣り場で出会ったおじさんとSLXDC

去年釣り場で会ったおじさんはSLXDCを買ってすぐ売ってしまったそうです。

秦さんが100m飛ばす動画を見て買ったものの、自分が投げると50m程度しか飛ばなかったからだそうです。

そりゃそれくらいになるはずです(50m飛べば十分だと思います)。

私も秦さんのその動画を見ていましたが、ポイズングロリアス174MH+ナイロンラインTNトリゴン70を投げていたはずです。

垂らしを長くして独特のフォームで投げていました。

ブレーキセッティングについては言及されていませんでした。

そしてそもそも限界チャレンジみたいな企画だったはずです。

つまり、SLXDCで100m飛ばすことに再現性はほぼないのです(必要性もないです)。

なので、そのおじさんがもし本当にその理由だけで売ってしまったのならかなり勿体なかったなぁと思います。

他人の趣味の話なので、「もったいない」という私個人の感想をご本人に伝えはしませんでしたが…(タックルバランスの話は一応しました)。

まとめ

ということで、貴重なお金を使ってがっかりするこという悲しい状況を減らすために、何か情報に触れたときに、自分の行く釣り場で似た状況が起こり、自分の持っているタックル再現可能なことかをいったん考えたほうが良いというお話でした。

インプレ記事やインプレ動画もよく見ますが、たまに酷評されているのを見かけます。

内容を見てなるほどなーと思うこともありますが、正しいと感じることはあまり多くはありません。

期待が膨らむ→思ったような結果にならない→感情的に酷評

というような流れほとんどだと思います。

負の感情は身体に良くないです(誤解をもとにネット上で酷評するのはかなりの迷惑行為で最悪裁判沙汰ですし)。

わたしも上記のように、思い当たる節が多々あります(汗)。

もちろんネットで酷評はしませんが(笑)、今でも誤った買い物はあります。

気を付けたいと思います。

ありがとうございました。

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