塾講師が6月のバス釣りについて授業してみた(後編)

パターン

用もないのに釣具屋に行って最大4万使って後で震えたことがあるnishicon(ニシコン)です。やだなーこわいなー。

今回も前回の続きで、箇条書きのようにまとめた「6月のバス釣り」という記事の内容について、本業塾講師の私が、授業のテンションで説明してみいと思います。

よろしくお付き合いください。

目次

はじめに

はいこんにちは!

今日はね、

“6月のバスの状況について”

前回の続きをやっていきたいと思います。

皆さん前回の覚えてますかー?

覚えてますよねさすがに。

忘れてたら…

パンパンやで!

ということで、あいさつからオール巨人師匠っぽかんたんですけど気づいてました?

ちょっとクオリティが低くて気づかんかったですよね(笑)?

で、実際覚えてます?

ちょっとだけ復習しますね。

じゃあまずは、

フィールド状況から。

水質はどうでしたか?

基本はクリアでしたね。

でも、状況が変わる瞬間がありました。

何でしたか?

雨と代掻きでしたね。

濁りやら農薬やら、水位上昇やらをもたらします。

そしてもう1つ大事なことがありました。

何だったでしょう?

エサの産卵シーズンでしたね。

ギルやらエビやらカエルやらありましたね。

どうですかー?

覚えてましたかー?

じゃあ次は、

バスの状況について。

まずはどんな状態のバスが多いんでしたっけ?

アフターのバスですね。

アフターのバスは疲れています。

疲れてるときはどうなるんでしたっけ?

ガッツリ食べるか、ちょっとつまんで休むかという気分でした。

そして疲れてるとバスの動きはどうなりますか?

遅くてエサに負けるんでしたね。

このままだと死んでしまいます。

どうやってエサを獲るんでしたか?

水面、縦スト、ボトムを使って追い込むんです。

自分と障害物で挟み撃ちですね。

そして最後に、バスはどこにいるんでしたか?

水位が高くエサも多いのでシャローに残るんでしたね

どうでしたかー?

覚えてましたかー?

覚えてなかった人は、帰りに近くの○○塾の前でヘッドスライディングしていってくださーい。

狙う場所

さあ、それでは今日のメインイベントです!

“実際どうやって釣るのか”

についてお話させていただきます。

さっきの流れからポイントになる場所はどこですか?

シャローのエサを追い込みやすい所ですね。

追い込みやすい場所といえば、

水面、ボトム、縦ストなどです。

ただ…

ボトムって年中有効ですよね。

なので、

水面と縦スト

というのがこの季節の特徴になります。

じゃあまずはこっちから。

なぜこの季節に水面が有効になるんですか?

これもすでに習ってきたことから考えることができます。

分かりましたか?

一つは…

水がクリアで見切られやすいからです。

水面ならなんとか騙せるということですね。

他には…

ストップが可能であることです。

バスの動きが特に遅いのがこの季節でした。

水面系のルアーの多くは止めることができます。

もう1つ…

音を立てやすいというのもあります。

ジャブジャブ音を立てられるのは水面しかありませんね。

この時期のバスは体力がなく、ナーバスでもあります。

音で気づかせてあげる。

音でイラっとさせる。

こういったことも必要になります。

そして次はこれ。

なぜ縦ストなんでしょうか?

1つは…

身を隠したまま快適な温度のレンジに移動できることです。

体力がないので、安全かつ省エネな過ごし方です。

この時期は朝方は少し適水温より低めでなのでボトムの方にいて、日中温まってくると浮き始めるという傾向があります。

そしてもう1つが、

絶好のエサがそこにいるからです。

魚ほど逃げ足が速くない甲殻類が付きやすいのが縦ストです。

安全かつ省エネで、エサもいるとなれば、体力のないバス御用達のスポットになります。

そして最後に、

縦ストとはどんなものでしょうか?

あげられるだけ挙げてください。

護岸

立ち木

桟橋

橋脚

などです。

あとは意外なのが、

高く伸びるウィード

これも縦ストとして捉えることができます。

いつも通りのボトムも含め、水面と縦ストを狙ってみましょう!

使うルアー(水面)

次に使うルアーについてです。

狙いどころを2つ紹介しましたね。

始めに紹介したのが水面でした。

当然、使うルアーは…

トップウォーター系です!

まず最初に紹介したいのが、

ポッパーポッパーフロッグです。

クリアで見切られやすい。

バスの動きがスロー。

というこの季節の特徴にあったルアーです。

水面で輪郭がぼやけるだけでなく、

前で出した泡をボディにまとうことができます。

さらに、しっかり止めることができます。

そして次は…

ペンシルベイトフロッグです。

こちらはポッパーと比べてドッグウォークが得意です。

エサが逃げるアクションに近づきます。

ポッパーとどう使い分けましょうか?

ペンシルは音が出ない分、アピール力は少ないです。

また、波が立つとドッグウォークもしにくく、ほぼ目立たなくなります。

かなり近くに魚がいると分かっている状況で使いましょう。

じゃあボイル撃ちはどっちですか?

ペンシルベイトですね。

じゃあ波立っていたら?

ポッパーですね。

そしてテンポを上げたければ?

ペンシルベイトです。

ちなみにポッパーやペンシルのプラグ系と、フロッグ系の2つの使い分けは、

引っ掛かりにくそうなところはプラグ系

引っ掛かりやすそうなところはフロッグ系

で良いと思います。

ちなみにここまで紹介したのは、

基本の水質がクリア~ステインのときです。

では、ステイン~マッディならどうでしょうか?

濁ると目立ちにくくなります。

それでもアピールするトップウォーターが必要です。

まずはノイジーから。

字のごとく音でアピールするということです。

ノイジーは連続的に音を立て続けることができます。

ノイジーにいくつか系統があります。

カップ系

ジッターバグが代表例です。

クローラー系

いわゆるハネモノですね。

ウェイクベイト系

バズジェットやハードコアノイジーあたりです。

バド系

ここにはビッグバドしかない気がします…。

そしてさらに、

ここからアピールを上げていきたいときにはどうしましょう?

まず1つは…

ノイジーのサイズを上げること。

サイズの大きいノイジーとなるとハネモノに多いですね。

そしてもう一つは、

バズベイトです。

ノイジーと比べたときのバズベイトの特徴としては、

速い(そうしないと沈む)

うるさい

引っかかりにくい

などです。

アピール力やスピードで使い分けましょう。

使うルアー(縦スト)

はい、じゃあ次です。

狙いどころのもう1つです。

縦ストでしたね。

ちなみに先ほど紹介したトップウォーターで縦ストを狙うのもありです。

ここではそれ以外について紹介します。

縦ストなので横に移動するルアーではなく、

縦にゆっくり移動するルアー

が重要になります。

一点で留められるルアーも有効になることもありますし、

壁など広い縦ストでは横にゆっくり移動するルアーでも良いかもしれません。

縦にゆっくり移動するルアーといえば、

ノーシンカー

ジグヘッドワッキー

ダウンショットワッキー

フォールの釣りが基本になります。

ノーシンカーがアクションとしては理想に近いですが、

テンポを上げて広く探りたければジグヘッドワッキー

テンポをあげつつ、狙った場所に時間をかけたければダウンショットワッキー

という使い分けができます。

また、珍しいアプローチとしては、

クランクベイトも使えます。

縦ストの根元まで潜らせて浮かせるという、

下から上に探るというアプローチです。

このブログのために調べて初めて知りました。

私もぜひやってみたいです。

使うルアー(番外編)

はい、ここまでは場所に合わせたアプローチでした。

ただ、大切な要素がもう1つありますね。

もう1つは何ですか?

わかりますね?

エサです。

この時期のエサの話はすでに何回か登場していますね?

ギルエビカエルです。

ちょうどこの時期が産卵シーズンでした。

エビは縦ストのところ

カエルはトップウォーターのところ

をご参照ください。

ここではギルついて解説します。

調べてみて勉強になったことがあります。

ギルパターンとはギル型ルアーに限らないそうです。

要は何を使おうが、

ギルネストを狙うバスを食わせればいい

ということらしいです。

だから、何を使ってもギルパターンとして成立しうるということです。

ポイントは

砂地のシャロー、ワンドの奥、シャローのウィードエリアの近くなどギルネストがありそうなところを探す

その近くでバスが寄り付きそうなところを攻める

ということになります。

ギルネストやバスを目視できればさらに精度が上がります。

使うルアーはトップウォーターも有効ですが、形がそのままの

ギル型ルアー・ギル型ワーム

の使い方を紹介します。

ギル型ルアーについては、

S字

ただ巻き

ボトム放置

が基本で、ここから誘いとして、

ジャーク

ストップ

を入れると有効です。

ギル型ワームについては、

フォール

ボトム放置

ただ巻き

ワッキーがけでふわふわさせる

という釣り方になります。

いろいろ試してみて、その日に有効なパターンを探しましょう。

困ったら…

たまーにびっくりするくらい釣れないときがあります。

何をやっても釣れない。

そんなときはどうしましょう?

あきらめてさっさと帰ります?

それはそれでいいですね。

帰りになぜか釣り具が増えている可能性が高いやつ(笑)

信じたルアーを最後まで投げたおす?

まあそれもいいですね。

釣れなくてもしょうがないと思えるかもしれませんし、

釣れたらそのルアーへの信頼度がかなり増します。

ここでもう1つ、考え方として持っておくといいのは、

サイズが極端なルアーを使う

ということです。

かなり大きめルアーやかなり小さめのルアーです。

前回やった、6月のバスの気分はどんなものでしたか?

もう記憶にありません(笑)?

食わなやってられっか!

適当にちょっと食べてとりあえず寝るわぁ…

みたいな感じでした。

なので、その状態のバスにとって魅力的なエサを極端に演出してみるのもいいかもしれません。

まとめ

はい、じゃ時間が来ましたのでこれで終わりにしまーす。

前々回の記事をノート代わりにして、前回と今回の内容をしっかり復習しておいてください。

テスト(実際の釣行)に出るかもしれませんよ?

ただ残念ながらそのテストを作るのは私ではありません。

現場のブラックバスさんです。

こんなの習ってないとか文句は言わないように(笑)!

それじゃあお疲れさまでしたー。

さよならー。

読んでくれた皆さん本当にお疲れさまでした(笑)!

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